賞金王に輝いたこともある競輪の現役レーサーだった児玉広志選手(46)が亡くなったことが6日、分かった。5日午後7時すぎ、消防からの通報を受けた香川県警が、同県土庄町の自宅に急行し、死亡を確認した。自殺の可能性がある。通夜は7日、告別式は8日に近親者だけで執り行う予定。 日本競輪選手会よると「死亡の報告は受けていますが、家族の意向もありますので詳細についてはお話できません」とコメントしている。 1990年にデビュー、2000年には競輪界の最高峰とされる「KEIRINグランプリ」を制し賞金王に輝き、1996年、2000年のオールスターなどを含めG1を4度制覇している。通算319勝、優勝54回、生涯獲得賞金は約11億4800万円。 児玉選手は7月1日、元交際相手の女性フリーアナウンサーに何度もメールを送りつけたなどとして、ストーカー規制法違反容疑で群馬県警に逮捕され、その後、脅迫罪で罰金3