千葉県富津市が夕方に防災行政無線を通じて流す童謡「夕焼け小焼け」を6月末で終了する方針を打ち出したところ、「やめないで」との要望が相次ぎ、一転して継続を決めた。終了の方針は、児童らに帰宅を促す放送が30分前から1時間前に流れることから、「うるさい」との声が出ていたため。しかし、「農作業を終える目安になる」との意見が多く寄せられ、方針を変更した。 多くの市町村で夕方の決まった時刻にチャイムを流すのは、防災行政無線が正常に作動することを点検するためだ。富津市では正午にチャイム、午後6時(10~2月は午後5時)に「夕焼け小焼け」を放送している。