イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(2023年12月10日撮影)。(c)RONEN ZVULUN / POOL / AFP 【5月1日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は4月30日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での戦闘休止合意の「有無にかかわらず」、同地区最南部ラファ(Rafah)への地上侵攻を開始すると表明した。首相府が明らかにした。 ネタニヤフ氏はイスラム組織ハマス(Hamas)に拘束されている人質の家族代表と面会し、「すべての目標を達成する前に戦争を中断するのは問題外だ。われわれは完全な勝利を達成するため、合意の有無にかかわらず、ラファに侵攻してハマスの大軍勢をせん滅する」と主張した。 一方、米紙ニューヨーク・タイムズはイスラエル政府当局者の話として、国際刑事裁判所(ICC)はネタニヤフ氏とハマス指導部の訴