Possible Nuclear Weapons Test Site 国連安全保障理事会(安保理)は6日、北朝鮮を非難する安保理議長声明を全会一致で採択した。北朝鮮の核実験声明が出されてから、わずか3日後というスピードでまとまったのは、安保理の議長国でもある我が国のイニシアチブによるものである。 我が国は、内容よりも、差し迫った脅威に対して国際社会の一致した態度を強く示すためには、安保理が迅速に対応することを重視した。 私は、4日のエントリー「北の核実験声明と中国の本音」で次のように書いた。 ↓ ところで、この北朝鮮の声明をめぐって、関係当事国及び国連安保理が相変わらず割れている。構図は、7月初旬の北朝鮮によるミサイル発射の時とまったく同じである。 日米は議長声明を採択することで一致。これに対し中国は、あくまでも「外交的手段」 による解決を主張、「6者協議で話し合われるべきだ」との考えを繰