新寺建立を発願した。 古いお寺も昔は新寺であった。 当り前だが誰も解っていない。 古いお寺を有難がってお参りする人は多い。 信心ではなく、これを信仰という。 こう言うと決まって反論が押し寄せる。 いわく信仰のどこが悪いのか? 信心と信仰の違いはあるのか? 誰も悪いと言っていないし 言葉の上っ面では全く同じだろう。 私は、現代における一番の大きな問題は 弱いものが今後ますます困窮するであろう現実にあると思っている。 私も身体障害者の一人であるが四級であるため比較的軽い。 自分のことは大抵一人でできるし殆んど困ることがない。 ところが私以上に障害のある人も当然多くおられる訳で 多くの方の場合、近い将来に多大な不安を抱えておられる。 配偶者や子供さんなどの親族がおられるのならまだしも、 生活の面倒を見て下さる方が近くにおられない方もいる。 私は誰が上でも下でもない対等な共同生活によって、 何でも