フィリピン・マニラ郊外の環境天然資源省の庁舎前で抗議する環境保護活動家や住民たち(2015年7月16日撮影、資料写真)。(c)JAY DIRECTO / AFP 【7月30日 AFP】昨年1年間で少なくとも164人の土地・環境保護活動家が殺害されたと、国際NGO「グローバル・ウィットネス(Global Witness)」が30日、明らかにした。殺害された活動家らは、採鉱企業や食品企業、伐採業者などによる搾取から、居住地や土地、天然資源などを守ろうとしていた。 国際的な監視活動を行っている同NGOの年次報告書によると、世界各地で「数え切れないほど」のいっそう多くの人々が、暴力や脅迫、あるいは抗議取り締まり関連法の適用や悪用を通じて口を封じられている。 活動家や先住民社会にとって群を抜いて危険な場所はフィリピンで、昨年は30人が殺害されたという。また環境保護運動に関連して昨年、コロンビアで24