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2022年8月9日のブックマーク (1件)

  • 天の川銀河における物質輪廻を担う星々の正体、アルマ望遠鏡の観測から判明

    鹿児島大学は1月12日、アルマ望遠鏡を用いた観測から、天の川銀河における物質輪廻を現在担っている星々の正体が、太陽程度の比較的軽めの星の連星系であることを突き止めたと発表した。 同成果は、鹿児島大 理工学研究科 附属天の川銀河研究センターの今井裕准教授が参加した、スウェーデンやオランダ、スペインの研修者も参加する国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」系の天文学術誌「Nature Astronomy」に掲載された。 ヒトの場合、双子はおよそ80分の1から100分の1程度の割合で誕生するとされるが、恒星の場合、半分以上が複数の星が共通重心を回る連星系とされている。例えば、地球からもっとも近いケンタウルス座α星系も、もっとも明るいα星A、それに次ぐα星B、そして地球からもっとも近い隣の恒星であるプロキシマ・ケンタウリ(もっとも暗い)の三重連星系であることが知られている。

    天の川銀河における物質輪廻を担う星々の正体、アルマ望遠鏡の観測から判明