インド首都ニューデリーで配られる、牛のふんや尿などが入ったヒンズー教の伝統的な飲み物「パンチャガビヤ」(2020年3月14日撮影)。(c)Jalees ANDRABI / AFP 【7月20日 AFP】インドの最高裁判所は19日、牛のふんで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は治療できないとフェイスブック(Facebook)に投稿したとして、扇動の疑いで2か月間拘束されていた活動家の釈放を命じた。 ヒンズー教では牛が神聖視されており、ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相率いるヒンズー教至上主義政党「インド人民党(BJP)」の政治家の一部は、COVID-19などの疾病の予防と治療に牛のふんや尿を利用しようという活動を支援している。 活動家のエレンドロ・レイチョンバン(Erendro Leichombam)さん(40)は5月、BJPに所属する北東部マニプール(Manip