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2020年11月29日のブックマーク (4件)

  • 野木亜紀子×塩田武士『罪の声』で描かれる「消費されないニュース」とは(菊地 陽子)

    実は顔を合わせたことはあれど、じっくり話すのは初めてだという二人の対談の前半は、「フィクションだから描き出せるもの」を中心に語っていただいた。後半は、『罪の声』でも描かれている「事件の真相を明らかにすること」と「人の人生をエンタメとして消費すること」の微妙な違いを入り口に、エンターテインメントの力、ニュースの役割についてお伝えしていく。 「事件をエンタメとして消費しているだけだ」 小栗さんが演じる新聞記者の阿久津が「人が亡くなってもいないのに事件を掘り下げるのは、この事件をエンタメとして消費することになりませんか?」と上司にくってかかるシーン。このとき古館寛治さん(館は来は舎に官)演じる上司が「消費されないようなニュースを作ればええねん」としびれるセリフを返していて、新聞記者ならずとも、テレビや雑誌などのメディアで働く人間にとっては、ドキリとするシーンとなっている。 「エンタメとして消費

    野木亜紀子×塩田武士『罪の声』で描かれる「消費されないニュース」とは(菊地 陽子)
  • 野木亜紀子×塩田武士 フィクションだからこそ描き出せる「事件の本質」(菊地 陽子)

    小栗旬さんと星野源さんが新聞記者と未解決事件に幼少期かかわっていた当時の子どもという別の立場でその事件の謎に迫っていく映画『罪の声』(土井裕泰監督)。現在公開中の作に出演している市川実日子さんは、映画での俳優たちの芝居を、「オーケストラが交響楽を演奏しているようだった」と独特の言い回しで表現した。出演するすべての俳優が、楽器でいうところの極上の音を鳴らしながら、悲しみや切なさ、苛立ちや苦しみ、束の間の幸せ、人の暖かさなど、いくつもの感情のグラデーションを、妙なる音色に変えている。 ただ、そのすばらしい映像が生まれる礎には、原作者である塩田武士さんの取材や執筆にかけた15年の歳月や、脚を手掛けた野木亜紀子さんのプロデューサーや監督との修行のようにハードな打ち合わせなど、才能溢れた人たちが積み上げた熱量があった。 実は初めての対談だというおふたりは、何を語るのか。

    野木亜紀子×塩田武士 フィクションだからこそ描き出せる「事件の本質」(菊地 陽子)
  • 高専ロボコン 新型コロナ影響で初のオンライン開催 技術競う | IT・ネット | NHKニュース

    「全国高等専門学校ロボットコンテスト」が新型コロナウイルスの影響で初めてオンラインで行われ、学生たちが手作りのロボットで技術披露しました。 この大会は、全国の高等専門学校とNHKなどが毎年開いているもので、全国146チームの中から地区予選を勝ち抜いた28チームが、東京・渋谷のNHKのスタジオとオンラインでつながりました。 ことしのテーマは、誰かをハッピーにするロボットを作って、キラリと輝くパフォーマンスをするというもので、学生たちは技術だけでなく見せ方の工夫なども競いました。 決勝では、サンタクロースのロボットが楽器を演奏するコンサートや、洗濯物をたたむロボットを通信販売の番組の形式で紹介するなどの工夫を凝らしたパフォーマンスが画面上で次々と繰り広げられました。

    高専ロボコン 新型コロナ影響で初のオンライン開催 技術競う | IT・ネット | NHKニュース
  • 「自分が好きなものをわかってる人は、それだけで勝ち組」宇多丸が語るラジオとリスナーの共犯関係 | GetNavi web ゲットナビ

    『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』『小島慶子キラ☆キラ』(水曜日レギュラーパートナー)を経て、現在は平日18時〜21時の帯番組『アフター6ジャンクション』(通称“アトロク”)のメインMCと、TBSラジオでその人気と実力を確固たるものにしてきたRHYMESTERのラッパー、宇多丸。ご人は「いやいや、そんなことないです!」と極めて謙虚ながら、今や誰もが認める“TBSラジオの顔”といっても過言ではないはずだ(実際に、時間占有率も一番多いとか)。 宇多丸がいつ、どんなタイミングで運命のTBSラジオと出会ったのか、インタビューはそこからスタートする。 (撮影・構成:丸山剛史/執筆:中山智喜) TBSラジオとの出会い「もともとTokyo FMでRHYMESTERの冠番組を持ってたので、ラジオの経験はあったんですよ。TBSラジオは、ジャーナリストの小西克哉さんとマッピーさん(松ともこ

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