今、バッテラが滅びつつある。 諸君、あのバッテラが消えつつあるのだ。 バッテラという寿司を、なぜ子供の頃憎んだのか? それは自分が幼かったからであるな。 昆布の意味もわからねえし、鯖なんてダサいと思ってた。 昭和の商店街の中には、 バッテラと稲荷と海苔巻きしか売ってない寿司屋があった。 どこの商店街にもあった。 なにかというと、客はバッテラを持ってやってきた。 大人たちは、なにかというとバッテラを出した。 バッテラは、寿司が回り始めるまでは 永遠のアベレージヒッターだったのだ。 ここぞというとき、必ずでてきた藤田平みたいなものだったのだよ。 なに?藤田平を知らないのか? ハハ、これは笑止! いぶし銀とはこの男のこと。 監督になっても、まともじゃない男。 www.sanspo.com まるで、バッテラじゃねえか! 藤田平の流し打ちを論じる場合ではない。 そもそも、なぜバッテラが消えたのかを考