森元首相の右手には包帯が。「それでも、お客様と握手はしないといけないからなあ」=東京都中央区晴海で、宮本明登撮影 あのちっちゃな目がうるみだした。令和の時代を迎え、改めて東京五輪への意気込みやいかにと、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相にインタビューしている途中にである。肺がんと闘っているのは承知していたが、スタッフにすら告げず、人工透析をしていると打ち明けたのだ。満身創痍(そうい)の81歳が気迫を込めて語ったこととは--。【鈴木琢磨】
森元首相の右手には包帯が。「それでも、お客様と握手はしないといけないからなあ」=東京都中央区晴海で、宮本明登撮影 あのちっちゃな目がうるみだした。令和の時代を迎え、改めて東京五輪への意気込みやいかにと、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相にインタビューしている途中にである。肺がんと闘っているのは承知していたが、スタッフにすら告げず、人工透析をしていると打ち明けたのだ。満身創痍(そうい)の81歳が気迫を込めて語ったこととは--。【鈴木琢磨】
情報提供: いつか小説を書きたいーー。 そんな夢を長年抱いている方はたくさんいらっしゃるかもしれません。スマートフォンやパソコン、ペン、紙など文章を書くのに必要な道具はすべて揃っている。しかし、小説を書くという目標がなぜかいつも達成できない。やる気を出して書き始めてみたけど、数行書いた途端にメールやFacebookが気になってしまう。こういった具合に集中力が乱れて、挫折してしまうのが典型的なパターンではないでしょうか? 小説を書きたいというと、ちょっと大げさですが、文章を書いたり、日記を継続的につけたいという人にオススメしたいのが、現在Indiegogoで人気を博している「Traveler」。このデバイスは文章をひたすら書くためだけに設計された、E Inkディスプレイ搭載のタイプライターなのです。メールやインターネット、アプリなど、現代のパソコンに標準装備されている機能は何もできません。た
デジタル放送を視聴するための「B−CASカード」の不正なデータ改変事件で、京都府警サイバー犯罪対策課などは19日、有料放送を無料で見られるようにデータを書き換えたなどとして、新たに京都府宇治市五ケ庄平野、京都大防災研究所技術職員、多田光宏容疑者(30)を電磁的記録不正作出・同供用容疑で逮捕した。多田容疑者はネット上で「平成の龍馬」と名乗り、自らのホームページで一時、改変方法を公開していた。 府警はほかに、データを改変したうえで、改変後のプログラムをファイル共有ソフトで提供したとして、東京都大田区羽田旭町、自称無職、浅野智和容疑者(36)を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。 多田容疑者の逮捕容疑は、有料放送を無料で見る目的で、自宅パソコンでB−CASカードに記録されたデータを改変し、6月19日、自宅の衛星放送受信可能なチューナー内蔵レコーダーに挿入した、とされる。 浅野容疑者も同様に今年5月
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた南三陸町がまとめた住民意向調査で、「今まで住んでいた敷地に今後も住みたい」と答えた人は31%にとどまった。住む場所を選ぶ際には63%が「津波に対する安全性」を重視すると回答。震災に強いまちづくりのためには「住まいの高台への移転が重要」と考える人が68%に上り、多くの住民が津波への不安を抱えている現状が浮き彫りとなった。 調査は7~8月、町内全5327世帯に対して実施。うち3485人が回答し、結果を11月にまとめた。 地区別で見ると、震災前の場所に今後も住みたいと答えた人は、比較的被害の少なかった内陸の入谷地区で72%だったのに対し、戸倉、志津川、歌津の沿岸3地区では2~3割にとどまった。ただ、「今まで住んでいた地区内」、「地域内」、「町内」と答えた人を合わせると、9割近くが南三陸町内に住み続けたいと答えたことになり、「町外」とした人は8%だった。 住
8月に34歳で急逝したサッカー元日本代表の松田直樹さんの追悼試合が来年1月22日に横浜市日産スタジアムで開催されることが決まり、20日に主催者から発表された。 松田さんが長くプレーしたJ1横浜Mの関係者による「横浜M・OB」や今季所属した日本フットボールリーグ(JFL)の松本山雅、友人らによる「Naoki Friends」の3チームが参加、2試合を行う。 Naoki Friendsの監督は松田さんが出場した2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏が務め、元日本代表の中田英寿氏、J2横浜FCの三浦知良も加わる予定。 横浜Mで松田さんとチームメートだった安永聡太郎氏らが一般社団法人「松田直樹メモリアル」を設立して試合を主催する。記者会見した安永氏は「観客、仲間が直樹を感じ、思い出の場となればいい」と話した。
プロ野球・巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)は11日、文部科学省内で会見し、巨人軍の渡辺恒雄球団会長(読売新聞グループ本社会長・主筆)が球団人事に介入し「球界で生きる選手、コーチ、監督の基本的人権をないがしろにした」として内部告発した。 清武代表によると、岡崎郁1軍ヘッドコーチとの契約が内定しているにもかかわらず、今月9日、渡辺会長から「1軍ヘッドコーチは江川卓氏とし、岡崎コーチは降格させる」と告げられたという。 清武氏は会見趣旨を説明する文書の中で「巨人にもコンプライアンス(法令順守)が要求される。それを破るのが、渡辺氏のような最高権力者であっては断じてならない」と痛烈に批判した。
宮城県の魅力を伝える本「せんだいノート」が出版された。県内の公共団体が無料の情報誌として企画したが、原稿や写真を印刷所に持ち込む当日、東日本大震災が発生。発行は立ち消えになっていたが、東京都内の出版社が企画を引き取った。被災前の南三陸町の風景写真をそのまま掲載するなど、貴重な記録ともなっている。【高橋宗男】 星空、渡り鳥、仙台白菜--。身の回りにある「大切なもの」との出会いを伝えようと、地域文化を支える人々を取り上げた。宮城独特の正月飾りの紙切り細工「きりこ」の特集では、津波で流される以前の南三陸町の風景を「そのまま伝える必要がある」とあえて収録した。 1ページ目に、アインシュタイン博士の「学べば学ぶほど、自分が何も知らなかったことに気づく」との言葉を載せた。博士が1922(大正11)年、東北帝国大学(現東北大)で特別講義をした際の発言だという。 本は当初、図書館など県内の文化施設でつくる
国土交通省は21日、東北地方の高速道路で12月から新たな無料化を始めると発表した。 東北自動車道を含む太平洋側エリアは東日本大震災の復興支援として平日、休日や被災者か一般かを問わず全車種に無料化を拡大。これに対し青森県内の東北道や日本海側エリアは観光振興のため、無料措置を土日祝日、ETC(自動料金収受システム)搭載の普通車以下に限定する。 被災者が無料措置を受ける際に提示が求められていた罹災(りさい)・被災証明書は不要。原発事故の避難者らはこれまで通り、東北地方一帯で無料措置を受けられるようにする方向で検討中だ。 被災地と無関係なトラックの便乗が問題となり、8月末で終了した一般の中型車以上の無料措置も、太平洋側エリアで再開する。料金システムを改修し、対象路線走行分だけが無料になるため、国交省は悪用はなくなるとみている。
文部科学省は6日、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムの土壌蓄積量を東日本全域などで航空機(ヘリコプター)で測定、作製している汚染マップの東京都と神奈川県分を公表した。東北から中部にかけた計22都県分を年内に順次公表する計画で、今回の公表により関東地方と宮城・山形県以南の東北の計10都県分がそろった。 東京都は江戸川沿いの葛飾区水元公園、東金町、柴又や、江戸川区北小岩の一部で、セシウム134と137の合計で1平方メートルあたり3万~6万ベクレルと蓄積量が周囲よりやや高い地域があった。付近には3月に水道水から放射性ヨウ素が検出された金町浄水場がある。また奥多摩町北西部の山中でも3万~10万ベクレルが計測された。神奈川県ではほとんど蓄積されておらず、山北町北部のごく一部で3万~6万ベクレルだった。 関東、東北全体では、セシウムは福島県から栃木、群馬県の北部などに広がり、茨城、千葉
放課後、帰りのスクールバスの時間ぎりぎりまで子供たちと過ごす教員(右)=宮城県登米市米山町で、垂水友里香撮影 宮城県南三陸町の戸倉小学校と戸倉中学校は東日本大震災の津波で校舎が損壊し、内陸部の同県登米市の廃校で授業を続けている。同町は来年度から町内に戻す準備を進めているが、子供たちの中には登米市の仮設住宅などで暮らし、そこで保護者が新たな仕事を見つけるなど生活拠点が移ったケースも少なくない。このため、町の担当者は「どのくらいの子供たちが戻ってくるか分からない」と頭を悩ませている。 南三陸町内では、他の学校も被災したり避難所になったため、適当な仮校舎が見つからず、町は両校を隣の登米市の旧善王寺小に移すことを決定。5月10日から戸倉小は82人、戸倉中は56人(8月26日現在)が登米市で授業を受けている。 両校では、児童、生徒それぞれ1人が犠牲になり、成績や授業のための資料、備品なども失ったが、
東北新幹線が23日、東日本大震災前の通常ダイヤでの運行に戻った。午前6時25分に仙台を出発した新型車両E5系で運行される「はやぶさ」も震災前と同様に、宇都宮-盛岡間を最高時速300キロで運行し、前日までのダイヤより所要時間が8分ほど短縮された。「はやぶさ」は同8時に東京駅に到着し、東北新幹線の全面復旧を印象付けた。 この日を記念して、東北、秋田、山形の各新幹線の乗客には、各主要駅で関連グッズや特産品のプレゼントを実施。東京駅の新幹線乗り換え改札口ではE5系新幹線ピンズが配られた。 東京都内から来た小2の男児は「はやぶさに乗って新青森まで2回行った。すごく速かった」と話し、もらったE5系ピンズを大切にかばんにしまった。 中には通常ダイヤに戻ったことを知らない乗客も多く、仕事で弘前に向かうという30代の女性会社員は「東京駅に着いて初めて知った。今後もたびたび東北地方に行く予定なので便利になる」
産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は31日、土壌から放射性セシウムのほぼ全量を回収できる技術を開発したと発表した。汚染土壌に低濃度の酸の水溶液を混ぜてセシウムを抽出し、微粒子状の顔料に吸着させる。東京電力福島第1原発事故では、外部に放出された大量の放射性物質による土壌汚染が問題となっているが、この処理技術を活用することで放射性廃棄物を150分の1に減量できるという。 研究グループは、福島県飯舘村の畑の地中から採取された汚染されていない土壌から放射性ではないセシウムを除去できれば、同様の方法で放射性セシウムも回収できるとして実験に着手。汚染されていない土と低濃度の硝酸水溶液を混ぜ、圧力容器内で200度で45分間加熱したところ、セシウムの100%抽出に成功した。温度が半分の100度でも約60%を抽出できたという。水溶液は繰り返して使える。 さらに第2段階で、水溶液からセシウムイオンだけを取り
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く