台湾当局はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客で新型コロナウイルスの感染が確認され、日本の医療機関で治療を受けて退院した70代の女性が台湾で改めて検査を受けたところ、陽性だったと発表しました。 そして25日に行った2度のウイルス検査の結果、陰性だったことから、翌26日、台湾に戻りました。 その後、病院で隔離されていましたが、改めてウイルス検査を行ったところ、陽性の結果が出たということです。 いったん陰性となったあと陽性の結果がでたことについて、台湾当局に助言をしている医師は、この女性は台湾でウイルス検査を3度うけ、うち1回は陰性だったことなどから、検体の採取のしかたによって、ウイルスの量が異なることがあるなどと指摘しています。