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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (124)

  • 海に岩をまいて温暖化抑止、進む「海洋アルカリ化」実験

    特大の試験管「メソコズム」の外側に藻類が繁殖して日光を遮らないようにブラシで清掃するスキューバダイバー。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL SSWAT, GEOMAR) ここはアフリカ北西部の沖合にあるスペイン領カナリア諸島、グラン・カナリア島の静かな村。夜明け前の港を科学者のチームが足早に歩いてゆく。目指すは、並んで海に浮かぶ9つの大型試験管「メソコズム」だ。 「急ごう、もうすぐ明るくなる」。目を充血させた研究者が、箱形の重そうな装置を1つのメソコズムの中に沈めた。発光する生物の活動を測定する装置だ。「明るくなってからだと測定値に影響するのです」と説明してくれた。 ウレタン樹脂でできたメソコズムは、8000リットルの海水で満たされ、それぞれに異なる量の石灰岩が混ぜられている。石灰岩は炭酸カルシウムを主成分とする岩で、水に溶かすとアルカリ性になる。 このとき研究チームが取り組んで

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    gendou
    gendou 2022/01/06
  • 史上最古のカレンダーを発見、イギリス

    新しく報告された“カレンダーの穴”から見た、冬至の光景(仮想モデルによるアニメーション)。 Illustration courtesy Eugene Ch'ng, Eleanor Ramsey, and Vincent Gaffney スコットランド北東部のアバディーンシャーで、世界最古の太陰暦を発見したと、イギリスの考古学者チームが発表した。この“カレンダー”は12個並んだ大きな穴で、月の満ち欠けのさまざまな段階を象った特別な形をしている。これらの穴は、中石器時代のブリテン島にいた狩猟採集民たちが、冬至になると位置を調整し、季節の移り変わりや月の満ち欠けを正確にたどるのに役立ったと考えられる。 12個の不思議な穴はおよそ1万年前のもので、これまでに発見された“カレンダー”のなかでも群を抜いて古い。これまで最古とされていたメソポタミアにある青銅器時代の遺跡より、さらに数千年さかのぼる。 バ

    史上最古のカレンダーを発見、イギリス
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    gendou 2022/01/02
  • 祝3周年!素晴らしき火星探査フォトギャラリー

    NASAの2人の技術者が、米国カリフォルニア州パサデナのジェット推進研究所(JPL)で開発された3世代の火星探査車と記念撮影。火星探査車キュリオシティは「車輪のついた実験室として構想されました」とバサバダ氏。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL-CALTECH ) 2012年8月6日、NASAの火星探査車「キュリオシティ」は火星の薄い大気中を降下する「恐怖の7分間」を乗り越え、ゲール・クレーターの中に無事に着陸した。(参考記事:「キュリオシティ「恐怖の7分間」の内幕」) あれから3年。NASAは現在、2020年に新しい火星探査車を打ち上げるミッションを進めている。新しいローバーには小回りのきくヘリコプターを斥候として付け、岩の多い区域の走行を容易にし、1日あたりの走行距離を伸ばすことが計画されている。ヘリコプターはティッシュ箱ほどの大きさで、ローバーの前を飛び、最適な走行ルートや

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    gendou 2021/04/15
  • ギャラリー:火星地図はこんなに進化した!200年の歴史 画像15点

    ナショナル ジオグラフィックが2016年に発表した最新の火星マップ。この数百年間、火星の理解の深まりとともに、火星マップも大きく進化した。 火星マップを最初に制作したドイツの天文学者ヨハン・メドラーとヴィルヘルム・ベーアによる1840年の火星マップ。左の図の「d」と書かれた小さな黒い点は、「火星の目」とも呼ばれるソリス・ラクス(太陽湖)。(MAP BY JOHANN MÄDLER AND WILHELM BEER) リチャード・プロクターの最初の火星マップは、W・R・ドーズによる1867年の火星スケッチに基づいている。プロクターは1870年に出版した『Other Worlds than Ours(地球以外の天体)』という著書の中で、この地図を発表した。(MAP BY RICHARD PROCTOR AND W.R. DAWES)

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    gendou 2021/04/15
  • 史上初、火星ヘリコプターが離陸に成功、そのすごさを解説

    史上初めて、火星の平原からヘリコプターが飛び立った。米国時間4月19日、NASAの小型ヘリコプター「インジェニュイティ」は、地面から約3メートル上昇し、ホバリングした後、赤いほこりを巻き上げながらゆっくりと着陸した。飛行時間は約40秒だったが、技術的には非常に大胆かつ画期的な成功となった。 「多くの人が火星で飛ぶことは不可能だと思っていました」と NASAジェット推進研究所(JPL)のインジェニュイティ・プロジェクト・マネージャーを務めるミミ・アウン氏は言う。「大気がとても薄いのです」

    史上初、火星ヘリコプターが離陸に成功、そのすごさを解説
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    gendou 2021/04/15
  • 水玉模様や「金髪」のシマウマ、種の将来への警告か

    2018年、ルワンダのアカゲラ国立公園で立ち止まるサバンナシマウマ。しま模様を分断するような斑点がある。 シマウマの特徴は黒と白のしま模様である、と誰もが言うだろう。しかし、大きな黒い斑点があったり、「金髪」に淡い色のしま模様が入っていたりと、珍しい色や模様を持つ個体もいる。2019年にはケニアのマサイマラ国立保護区で、研究者たちがこげ茶色の体に白い斑点のある水玉模様のシマウマの子どもを発見した。(参考記事:「水玉模様のシマウマが見つかる、偽メラニズムか」) このような逸脱はたいてい、天然の色素であるメラニンの産生量を変化させる遺伝子の変異によって起こる。一般的に、哺乳類ではまれな現象だ。このため、生物学者のブレンダ・ラリソン氏は、ウガンダのムブロ湖付近に生息するサバンナシマウマのうち、推定5%もの個体がしま模様に異常を持つことに強い印象を受けた。(参考記事:「超レア! 「金髪」のシマウマ

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    gendou 2021/02/06
  • オスの「子殺し」を封じる母ライオンの奇策、研究

    インドのギル森林国立公園で2頭の子どもと一緒にくつろぐインドライオンの母親。(PHOTOGRAPH BY URI GOLMAN, NATURE PICTURE LIBRARY) ライオンのオスは、自分が乗っ取った群れに子どもがいた場合、その子を殺すことがある。しかし、インドに暮らすライオンの母たちには「子殺し」を防ぐ奇策があるらしいことが、研究で判明した。 FLG10と名付けられたメスのライオンは、インドのグジャラート州にあるギル国立公園で子どもたちを育てている。ここは絶滅の危機に瀕しているインドライオンの最後の砦とも言える場所だ。(参考記事:「動物大図鑑 インドライオン」) 性的に成熟すると、FLG10は自分の縄張りに最もよくやってくるグループのオスと交尾した。これはほかの若いメスたちと同じだ。ところがその後の2015年ごろ、FLG10はこれまでライオンで観察されることのなかった行動を取

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    gendou 2021/01/04
    オスがメスに対して攻撃をしてこないのかな?別グループの臭いがした時点の、オスの心境が知りたい(守るべき存在と本能に入っているのかも…
  • 中世の暗殺教団「アサシン」は実在したのか 通説を検証

    シリア、マサイフに残るニザール派の要塞跡。「アサシン派」との蔑称で呼ばれることもあるニザール・イスマイル派。中世、要塞化された城を拠点に活動していた。(PHOTOGRAPH BY AGEFOTOSTOCK, ALAMY) かつて中東には暗殺者の秘密集団があり、一帯を支配していた――これは事実とは違う伝説で、十字軍時代の年代記やビデオゲームのために脚色を加えて作り上げられたものだ。 一方で「Assassin(アサシン、暗殺者)」という言葉は、「ニザール・イスマイル」というイスラム教の一派に対して使われていた蔑称に由来するものだ。彼らはイスラム教シーア派から分派した秘密主義の集団で、短命だが政権を樹立した。このニザール派について、もう少し詳しく見ていこう。 ニザール派の起源は、西暦632年に起こったイスラム教最初の分裂にまでさかのぼる。預言者ムハンマドの後継としてだれがイマーム、すなわち指導者

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    gendou 2020/12/31
  • 宇宙から持ち帰った未知のサンプルから地球を守るには

    NASAの有人宇宙船センター(現ジョンソン宇宙センター)内にあった月試料研究所で、アポロ14号の宇宙飛行士2人が持ち帰った岩石を顕微鏡で観察するダニエル・H・アンダーソン博士。月面のフラ・マウロと呼ばれるエリアで採取された。(PHOTOGRAPH BY NASA) 2020年12月6日、オーストラリアの砂漠で、小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったカプセルが回収された。中には小惑星「リュウグウ」の岩石や塵が入っている。炭素が豊富なリュウグウには、生命の原材料があるのではと考えられている。 試料が汚染されないよう、カプセルは8日に早速、宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス内にある地球外試料キュレーションセンターへ運ばれた。そこは、宇宙から持ち帰った物質が地球の有機物で汚染されないように守るための研究施設だ。 これまでの宇宙探査では主に、地球由来の物質が太陽系を汚染しないことに重点

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    gendou 2020/12/18
  • 21日に木星と土星が大接近、ここまで近いのは400年ぶり

    スペイン、ブリウエガ村近くのラベンダー畑から見た7月の木星と土星。2020年12月、この2つの惑星が最接近する。これだけ近いのは1623年以来だ。(PHOTOGRAPH BY CMARCOS DEL MAZO, ALAMY LIVE NEWS) クリスマスを目前に控えた今、星空で珍しいことが起こっている。夕暮れの空を見上げれば、太陽系の2つの明るい惑星、木星と土星がすぐそばにいるように見える。 日で最も近づいて見られるタイミングは冬至の日、12月21日の日の入り後だ(最接近するのは22日の3時ごろだが、日では地平線に隠れて見えない)。木星と土星がここまで近づいて見えるのはほぼ400年ぶりで、「グレート・コンジャンクション」と呼ばれている。 すばらしいのは、この天文ショーは特殊な装置を使わずに観測できること。空が暗くなり始めたら、南西の方向を見るだけでいい。天体望遠鏡をのぞけるなら、さら

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    gendou 2020/12/17
  • ミツバチ、動物の糞でスズメバチを撃退、研究

    スズメバチの攻撃を防ぐため、ミツバチは工夫をこらした多様な戦術を編み出してきた。(PHOTOGRAPH BY SATOSHI KURIBAYASHI, MINDEN) 東アジアのミツバチは、天敵であるスズメバチの際限のない攻撃を迎え撃たなければならない。スズメバチは集団でミツバチの巣に襲いかかり、まず、遭遇したすべてのミツバチの頭部をかみ切る。それから巣を占領して、ミツバチの幼虫を時間をかけてべつくすのだ。 スズメバチから身を守るため、トウヨウミツバチ(Apis cerana)は、進化の過程で工夫をこらした多様な戦術を編み出してきた。侵入者を取り囲んで熱で蒸し殺す「熱殺蜂球」も、そのひとつだ。 だが、ベトナムで行われた新たな調査では、さらに風変わりな戦術が発見された。巣の入り口に動物の糞を塗るという方法だ。 黒い物体の正体 この「糞の塗りつけ」は、スズメバチを撃退するだけではない。これは

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    gendou 2020/12/13
  • 氷原が解けて過去6千年分68本の矢が見つかる、ノルウェー

    ノルウェーのラングフォンネ氷原から出てきた木製の矢柄を調べる研究者。氷の中に閉じ込められた大昔の遺物が、近年の氷の融解で発見されることが増えている。年代は放射性炭素年代測定法を用いて特定される。(GLACIER ARCHAEOLOGY PROGRAM, INNLANDET COUNTY COUNCIL) ノルウェーの考古学チームが、同国の高山に広がる約24ヘクタールの氷原(アイスパッチ)で、氷から解け出てきた矢を何十も発見した。なかには6000年前の矢もあった。 異例の高温となった2014年と2016年の夏にラングフォンネ氷原で行われた遠征調査では、トナカイの骨と角も大量に発見された。猟師たちが何千年もの間、この氷原を利用していたことが示唆される。その間、彼らが使う矢じりの素材は石や淡水貝から鉄へと進化したが、その狩猟技術は変わらなかった。 研究チームは11月25日付けで学術誌「Holo

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    gendou 2020/11/28
    氷溶けて考古捗る
  • 地下にすむ奇妙な魚、新種どころか新しい科だった、インド

    『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するキャラクター、ゴラムにちなんで名付けられたゴラムスネークヘッド。新たに設けられた科に属する魚2種のうちの1種。(PHOTOGRAPH BY RALF BRITZ) インド南部の地下水に生息するライギョに似た魚が、新たな科に分類されることになった。新しい科の通称は「ドラゴンスネークヘッド」だ。彼らは原始的な「生きた化石」の一種であり、最も近縁なライギョのグループから、1億年以上前に枝分かれしたと見られている。 魚類で新しい科(種、属の上に位置する分類学上のカテゴリー)ができるのは非常に珍しいと語るのは、ドイツ、ドレスデンにある動物学博物館ゼンケンベルク自然史コレクションの魚類学者で、研究を主導したラルフ・ブリッツ氏だ。例えば人類が属するヒト科には、チンパンジー属、オランウータン属、ゴリラ属などがいるように、たいていの場合、科にはさまざまな種が多数含まれる

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    gendou 2020/10/22
  • 新型コロナが「スーパー抗原」の可能性、一部が細菌毒素に酷似

    患者から分離された新型コロナウイルス粒子の透過電子顕微鏡写真。CDCの新たな報告書は、21歳未満の致死的なCOVID-19症例を分析。その大半は、小児多臓器炎症症候群(MIS-C)と呼ばれる症状に由来していた。(Image by NIAID) 2020年2月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染した米国の子どもは74万1000人におよぶ。 幸いなことに、その大半は比較的症状が軽く、また感染した子どもの16〜45%は無症状とも言われる。一方で、このグループ(21歳未満)の子どもたちは、「小児多臓器炎症症候群(MIS-C)」と呼ばれる重篤な疾患を発症することがある。 MIS-Cの初期症状には、発熱、発疹、腹痛、下痢、嘔吐などが含まれる。急ピッチで進められた数カ月におよぶ研究のおかげで、当初は原因がわからなかったさまざまな症状を、明確な疾患として特定できるようになった。 MIS

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    gendou 2020/10/21
  • ネコに殺された232匹の動物たち、一枚の写真に

    写真家ジャック・ワンダリー氏の作品。2019年、ネコに致命傷を負わされ、米国カリフォルニア州の動物病院「ワイルドケア」に運び込まれた野生の鳥類、げっ歯類、爬虫類などを撮影した。(PHOTOGRAPH BY JAK WONDERLY) 死んだ動物の美しさを写真にとらえられるだろうか? 写真家ジャック・ワンダリー氏にとって、それは新しい挑戦だった。 ワンダリー氏の写真「Caught by Cats(ネコに捕らえられて)」は2020年、写真コンテスト「BigPicture Natural World Photography Competition」の人・自然部門で最優秀賞に輝いた。この写真はある残酷な現実を映し出している。それはつまり、この写真1000万枚分に相当する、何十億という動物たちがネコに命を奪われているという現実だ。 この写真を撮るきっかけとなったのは、米国カリフォルニア州にある非営利

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    gendou 2020/09/24
  • バイキングの豊かな多様性、大規模DNA分析で明らかに

    ポーランドのボリンで開催されたスラブ民族とバイキングの祭典で、鎧を身につけて接近戦を再現する演者たち。バイキングは人々の想像力をかき立てる存在だが、その歴史は意外に複雑だ。(PHOTOGRAPH BY DAVID GUTTENFELDER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 「バイキング」と聞いて私たちが思い浮かべるのは、木製のスマートな船に乗って北欧の海岸線を略奪していた、亜麻色の髪をしたスカンディナビアの屈強な戦士だろう。 バイキングについては、複雑な血統をもつ海の冒険者を称える古い物語が数多く伝えられているにもかかわらず、彼らは「純粋」な血統をもつ独自の民族または地域集団だった、という神話が今でも根強く信じられている。しかし、バイキングを象徴する角つきの兜と同じく、これは19世紀後半のヨーロッパで燃え上がった民族主義運動が生み出した悪しき神話にすぎない。バイキングの

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    gendou 2020/09/19
  • 3700年前の古代カナン人宮殿、地震で廃墟化

    イスラエル、テル・カブリ遺跡のカナン人の宮殿跡にある、壊れたワインの瓶(かめ)が並ぶ倉庫跡。3700年前に起きた出来事を探るための重要な手がかりとなった。(PHOTOGRAPH BY ERIC H. CLINE) 現在のイスラエル北部にあるテル・カブリ遺跡には、今からおよそ3700年前の紀元前18世紀、カナン人の見事な宮殿があった。6000平方メートルもの巨大な建物は現代のショッピングモールよりも広く、壁画が描かれ、豪華な宴会場があり、倉庫には100個以上の大きな瓶(かめ)に詰めたスパイスワインが貯蔵されていた。 ところが同世紀中に突然この宮殿は打ち捨てられ、以後1000年近くにわたり利用された形跡がない。 西暦2009年から遺跡の発掘が始まったものの、考古学者たちは困惑していた。これほど壮麗な建物は、この地のカナン人にとっては間違いなく政治の中枢だったはずだ。利用されなくなる直前まで改修

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    gendou 2020/09/16
    カナンなぁ〜(関西人
  • 過去最大のブラックホール衝突を確認、科学者興奮

    今にも衝突しようとする一対のブラックホールの想像図。(ILLUSTRATION BY MARK MYERS, ARC CENTRE OF EXCELLENCE FOR GRAVITATIONAL WAVE DISCOVERY (OZGRAV)) 今から70億年以上前、2つの巨大なブラックホールがお互いのまわりを周り、やがて衝突して合体した。この激しい衝突により、時空のゆがみが波となって宇宙に広がっていった。重力波である。 2019年5月21日の早朝、はるか彼方で発生した重力波が地球に到達し、米国のLIGOとイタリアのVirgoという2つの重力波観測所でとらえられた。天文学者たちがその信号を分析したところ、これまで検出されたなかで最大の衝突と、理論上ありえないブラックホールについて、手がかりが得られた。(参考記事:「解説:ブラックホールの撮影成功、何がわかった?」) GW190521と名付け

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    gendou 2020/09/06
  • 中欧の奇妙なうつぶせ埋葬、「蘇る死者」を恐怖か

    ハンス・バルドゥング・グリーンが16世紀に描いた線画。ドイツの傭兵が死神と話をしている。ヨーロッパ全域でペストが流行するのに伴い、復讐を誓う飢えた不死者(アンデッド)の物語がドイツ語圏に広まった。そうした迷信が埋葬習慣に反映された可能性がある。(ILLUSTRATION BY DEA PICTURE LIBRARY, DE AGOSTINI/GETTY) 2014年、スイスの人類学者アメリー・アルタラウゲ氏は、数世紀前の共同墓地で見つかった奇妙な墓を調査するよう指示された。ベルン大学法医学研究所で働き始めてからわずか数日後のことだった。 共同墓地には340の墓があったが、その中の1つが際立っていた。教会の墓地の片隅に、中年の男性がうつぶせに埋葬されていたのだ。「このような墓を実際に見たのは初めてでした」とアルタラウゲ氏は振り返る。 曲がった肘の内側には、硬貨がいっぱいに詰まった財布と鉄製の

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    gendou 2020/09/05
  • 食べ物の「3秒ルール」の真相は? 科学がついに答えを見つける

    科学的な実験の結果、このポテトチップスをべるかどうかを判断する基準は、3秒以内に拾うかどうかといった時間の問題ではないことが判明した。(PHOTOGRAPH BY LORI ADAMSKI PEEK) 私たちは子どもの頃から、ある疑問につきまとわれている。落としたべ物は、はたしてべても安全なのだろうか? 答えのひとつに、素早く拾えば大丈夫というものがある。いわゆる「3秒ルール」だ。よく似たルールは世界中にあり、米国では「5秒ルール」と呼ばれている。 それだけに、こうしたルールにさしたる根拠があるとは思えず、世界各地の家族の論争や科学展でもおなじみのテーマになってきた。だが幸いにも、3秒ルールの微妙なニュアンスを科学がようやく解き明かしつつある。 床はおろか、指やまな板からも…… 3秒ルールの真偽を解くカギは、細菌が床からべ物に移動する時間だ。米ラトガーズ大学の品科学者ドナルド・シ

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    gendou 2020/09/04