現在、病院外で利用する「使い捨ての検査デバイス」や、医薬品や食品などをセンサーで管理する「スマートパッケージング」が注目されています。 同時に、これらを稼働させるための「使い捨て小型電池」の需要も高まっています。 そこでスイス連邦材料試験研究所(EMPA)に所属するグスタフ・ニューストロン氏ら研究チームは、生分解性の紙電池を開発しました。 この紙電池は2滴の水を垂らすだけで電力を供給でき、目覚まし時計を動かすことにも成功しています。 研究の詳細は、2022年7月28日付の科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。 A paper battery with water switch https://www.empa.ch/web/s604/wasser-aktivierte-batterie Disposable printed paper battery, activ