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*mysteryと+批評に関するgenesisのブックマーク (5)

  • taipeimonochrome - インシテミル / 米澤 穂信

    傑作。とはいえこれも最近讀了した有栖川氏の最新作「女王国の城」と同様、閉鎖状況でジャカスカ人が死んでいくところはどうにもノれず、何度も溜息をつきながら讀み進めていったのですけど、主人公のどうにも冴えないボーイが探偵となって推理を開陳してからの展開が素晴らしすぎます。 高額の譯ありバイトにつられて集まった連中が、その名も暗鬼館なんてミステリマニアの心をくすぐる名前の館の地下室に押し込められて殺人ゲームを敢行、というトンデモな物語で、それぞれの個室のおもちゃ箱に入っているメモにはさりげなく名作のタイトルが添えられていたり、マニアにはお馴染みの「十戒」も見せてと格原理主義者に對して「どうです?どうです?」とアピールしてみせる風格に、何だか米澤らしくないなア、なんて感じて讀み進めていくと最後にはスッカリ騙されてしまいます。 とはいえ自分は、このおもちゃ箱のメモに添えられている名作のあることや、或

    genesis
    genesis 2007/10/04
    曰く,「「薄くて安い一枚皮のクレープのような作品しか書いてこなかった米澤君もここになってようやく本格推理小説の何たるかが理解出來てきたようだね...」なんてかんじで讀み進めていた本格原理主義者を...」
  • 谷原秋桜子「天使が開けた密室」

    読み終わったミステリについてコメント。でも最近は脇道にそれぎみ。 このブログは水樹奈々さんを応援しています。 ★★★☆☆ 行方不明の父親を捜すため、倉西美波はアルバイトに励んでいる。そのバイト先で高額の借金を負うハメになり困惑していたところ、「寝ているだけで一晩五千円」というバイトが舞い込んだ。喜び勇んで引き受けたら殺人事件に巻き込まれて…。怖がりだけど、一途で健気な美波が奮闘する、ライトな格ミステリ。期待のシリーズ第一弾!短編「たった、二十九分の誘拐」も収録。 2001年に富士見ミステリー文庫から出た『激アルバイター・美波の事件簿 天使が開けた密室』の創元文庫版です。表題長編のほかに短編の「たった、二十九分の誘拐」がついていてお得です。 東京創元社がヘッドハンティング(?)したようで、来年2月には同社から書き下ろしのシリーズ最新作『砂の城の殺人』が出るそうです。 ライトノベルなので非常

    genesis
    genesis 2006/12/26
    曰く,「基本はしっかりしています。そのほか事件当夜に美波がとった行動がオチに繋がる展開や...言葉のダブルミーニングにも構成の上手さを感じます。」
  • 探偵小説研究会 機関誌 『CRITICA』

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

  • ひとまずお休みだお( ^ω^) - 「探偵小説批評の10年」―花園大学公開講演会 ミステリの魅力(6/24)

  • ねこもまぐれる日記 〜淡く眠る猫別館〜 - 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』

    向日葵の咲かない夏 作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/11メディア: 単行 クリック: 24回この商品を含むブログ (150件) を見る 学校を休んだS君の家にプリントを届けに行った僕。そこで、僕は見てしまったんだ。首をつったS君がゆらゆらと揺れているのを。 そして一週間後。 死んだS君が僕の部屋へやってきた。 ああああああああああああああああ。 これ、これだよ俺が格に求めているものは! と興奮してしまうほどに、個人的な意味でまさしく格。秋山さんが「舞城王太郎と乾くるみを足して二で割ったような」と表していたけれど、僕は「麻耶雄嵩と佐藤友哉を足して二で割ったような」印象を受けた(どれほどの人に伝わるんだこの例え)。 得体の知れない不気味な雰囲気が覆うホラーテイストの前半では見事な気持ち悪さを堪能。後半になると比較的まっとうな格ミステリーに落ち着くが、こちら

    ねこもまぐれる日記 〜淡く眠る猫別館〜 - 道尾秀介『向日葵の咲かない夏』
    genesis
    genesis 2006/02/27
    曰く,「この仕掛けは、本格ミステリーとホラーの幸福な融合と言って良いのではないだろうか」,「カタルシスの魅力が存分に詰まった傑作であった」,「でもまあ、本ミス大賞は無理だろうな。」
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