トランプ米大統領は25日、米CNBCテレビのインタビューで、米国が離脱を表明した環太平洋経済連携協定(TPP)について、「もし相当良い協定ができるなら、私はTPPにオープンだ」と話し、再交渉でより有利な条件が得られればTPPに復帰する可能性を示唆した。トランプ氏がTPP復帰の可能性に言及するのは初めて。 トランプ氏は同日から、世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席するためスイス・ダボスを訪れており、当地でのインタビューに答えた。トランプ氏は26日午後(日本時間同日夜)に演説を予定しており、TPPに言及するかが注目される。 トランプ氏は「私は二国間(交渉)が好きだ。問題があればやめることができるからだ。TPPのように多くの国と一緒なら、同じ選択肢がない」としながらも、「大きなニュースをあげよう」としたうえで、「もし以前よりずっといい協定が得られれば、私はTPPをやる」と述べ、再交渉