英国内のクラブの数がこの10年で半減している。調査によれば、2005年時点で3144軒あったクラブの数は、現在1733軒まで減っているという。 ダブステップが生まれたロンドンのクラブ「プラスティック・ピープル」はすでに閉店し、ロンドンの老舗クラブ「マダム・ジョジョ」も昨年12月、その50年の歴史に終止符を打った。 クラブが減っている要因の一つは近年、自治体の取り締まりが強化されてきたことにある。以前は近隣住民から騒音の苦情がきても当局が見逃してくれることもあった。しかし最近では、クラブ内で携帯電話の盗難事件が起きただけで営業停止になることもある。 さらに、大学の授業料が値上げされたこともクラブの数の減少に影響している。学生のなかには、クラブに行く代わりに学内で催される安価なパーティーや、DJがいるパブに行くだけで満足してしまう人も多いという。 また、酒税引き上げの結果、アルコールを飲まなく