東京都内の新型コロナウイルスの感染状況について、都の専門家は「感染が再拡大している」と指摘し、警戒レベルを1段引き上げました。 東京都は、都内の感染状況と医療提供体制を専門家が分析・評価するモニタリング会議を開きました。 この中で専門家は、感染状況の警戒レベルを1段引き上げ、4段階のうち上から2番目の「感染が拡大している」としました。 新規陽性者の7日間平均は、6月29日時点で2337人となり、2週連続で前の週を上回っていることなどから、専門家は「感染が再拡大している」と指摘しました。 オミクロン株のうち感染力がより高いとされる「BA.5」の疑いがあるウイルスの割合が増えているほか、都の発熱相談センターに寄せられる相談件数も増加傾向だということです。 専門家は「3回目のワクチン接種を促進するとともに、高齢者や重症化リスクが高い人への4回目の接種を加速する必要がある」と指摘しました。 一方、