2019.03.25 ITニュース 2019年2月、「モブプログラミング」をテーマにした翻訳本、『モブプログラミング・ベストプラクティス』が発売された(原著はマーク・パール氏による『Code with the Wisdom of the Crowd』)。同書の解説を担当した楽天の及部敬雄さんは、日本におけるモブプログラミングの第一人者として知られる人物。モブプログラミングの具体的な手法については、同書をお読みいただくとして、今回は及部さんにモブプログラミングの魅力や本書の読みどころなどについて聞いた。 #モブプログラミングとは? 「モブプログラミング」(以下、モブプロ)とは、3名から5名程度のエンジニアが1つのモニター、1つのPCを共有して行う開発手法。具体的には実際にコードを打ち込む「ドライバー」役が1人、それ以外は指示を出す「ナビゲーター」役となり、意見を交わしながら開発に取り組む。ド