サイバーエージェントの有志の方から「正しいものを正しくつくるを、ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)で読んだので、見に来て欲しい」とお誘いを受け、一も二もなく行ってきた。 本を書いた人間が、発刊後最も喜びを感じるのは読んだ人との対話だと思う。苦労して書いた内容をどう受け止めてくれたのか。もちろん、良い結果を聴きたいし、疑問には出来る限り答えたいと思うのだ。 行ってみると、壁一面に要約アウトプットが張り出されていた。 圧巻。ABDのやり方は、まず本を切り刻み(ごくり)、例えば1章ずつなど範囲を決めて、範囲の中で複数人が分担してパートをその場で読む。複数人で割るので一人あたりの分量は少なくて済む。その場で読んで、何が書いてあったかを要約する。お互いに要約について発表し、他の人の読んだところ、つまり自分が読んでいない部分の内容を把握する。そうして、内容を踏まえたディスカッションを行い、学びを