今回の「TOKYO M.A.P.S」大トリは、日本のロックシーンのレジェンド細野晴臣が登場。ギター&スチールギター&マンドリン高田漣、ウッドベース伊賀航、ドラム伊藤大地という鉄壁のサポートメンバーを従えて、軽やかにマイペースにステージを進めます。セットリストは、まさにオールタイム細野晴臣というラインナップ。すなわち日本のロックの歴史とも言えますが、細野さんの音楽には世界中の音楽のエッセンスが詰まっているので、音楽の坩堝と言った方が近いかもしれません。今回の「TOKYO M.A.P.S」テーマ「CROSS THE BORDER」を一人で体現しているとも言えるでしょう。ジャンプ・ブルースからジャズ、ビートルズ、テクノまで時代もジャンルも超越しちゃってます。「Ain't Nobody Here But Us Chickens」では、ニワトリの動きのモノマネまで披露するお茶目な一面も。9曲目「I