2008年12月に公開されたSysMLの1.1版では、141ページから156ページまで16ページにわたって要求図(Requirement Diagram)の記述がある。SysMLでは、文章による要求を表現するモデル要素とそれらを他のモデル要素と関係付けるためのモデル要素を提供している。これにより、要求だけでなく要求間の関係を記述することができる。また、システムが満足すべき能力や条件を規定するのがSysMLにおける要求である。したがってSysMLではシステムが実行する機能要求だけでなく、システムが達成すべき性能条件などの非機能要求を記述できる特徴がある。今回はこのようなSysMLにおける要求表現を紹介する。 続きは本誌でご覧頂けます。→本誌を購入する ご購入のお申込みは電話(03-3507-0560)でも承っております。