中国・武漢で、交通のない道路を渡り、病院へ向けて野菜を運ぶ職員ら(2020年2月20日撮影)。(c)STR / AFP 【2月22日 AFP】新型コロナウイルス流行の中心地である中国中部・武漢(Wuhan)で、29歳の医師が同ウイルスに感染し亡くなった。確認されている犠牲者の中でも最年少の部類に入り、医療従事者の死者は8人目。 【あわせて読みたい】「全部うそだ」中国・武漢市民が怒りの叫び 政府高官の視察中に 新華社(Xinhua)通信によると、死亡したのは彭銀華(Peng Yinhua)医師。武漢の江夏(Jiangxia)区にある第一人民医院(People's No. 1 Hospital)で勤務中に感染し、20日に亡くなった。 呼吸器と重症疾患を専門とする同医師は当初、春節(旧正月、Lunar New Year)の期間中に結婚式を挙げる予定だったが、新型コロナウイルスの患者治療のために式