ドイツ東部ザクセン州の首都ドレスデンで極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が開いた州議会選の開票パーティーで、最初の出口調査結果発表を受けて喜ぶ同党の候補者(左)と同党のイェルク・モイテン共同代表(2019年9月1日撮影)。(c)Michael Kappeler / DPA / AFP 【9月2日 AFP】ドイツで1日に行われた旧東ドイツの東部2州の州議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が勢力を伸ばした。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相の移民政策と、ベルリンの壁(Berlin Wall)崩壊から30年を経てなお埋まらない旧西ドイツ地域との経済格差に対して向けられた怒りを反映したものとみられている。 公共テレビの出口調査によると、AfDはザクセン(Saxony)州と首都ベルリンを囲むブランデンブルク(Brandenburg)州の州議会で第2党になる