【3月8日 AFP】英国貴族の女性とそのパートナーの生後間もない娘が腐乱遺体で見つかった事件をめぐる裁判が7日、ロンドンの中央刑事裁判所で行われた。 過失致死罪に問われているのは、英王室と歴史的つながりがある貴族の出身であるコンスタンス・マーテン被告(36)とパートナーのマーク・ゴードン被告(49)。 警察は昨年1月、イングランド北西部マンチェスター郊外の幹線道路脇で、燃えた車両とその中から胎盤を発見した。 2人は約2か月後、イングランド南岸ブライトン(Brighton)で逮捕された。 さらにその数日後、菜園に放置された買い物袋の中から生後間もなかった2人の娘、ビクトリアちゃんの遺体がひどく腐敗した状態で見つかった。 2人は重過失致死罪で起訴された。マーテン被告は裁判で、他の4人の子どもが児童福祉制度で保護されたため、残るビクトリアちゃんを手元に置きたくて逃げたと語った。 ビクトリアちゃん