続ガチャピン随想録 様々なジャンルのコラム・データベース。近年は書評が中心。短いトピック、日常的な事柄はTwitterで更新中。 一昨年ベストセラーとなった新書【頭がいい人、悪い人の話し方】の著者、樋口裕一氏は受験小論文の第一人者として知られる。大学受験の為に予備校に通っていた頃、私もその教えを受けた事がある。1回の講義は確か2時間だった。そのうち最初の30分が解説に充てられ、残り90分で生徒が論文を書く。そして次回の講義では、論文の中で最も出来の良かったものをサンプルとして解説が行われ、また論文を書く----そういう流れだった。私がいたのは25人ほどのクラスだったが、1度だけサンプルに選ばれた事がある。その時のテーマは「時代によって価値観の違う事」。そして、私が文章の中で取り上げたのが男色だった。当時は大した知識もなしに書いたが、今回は真剣に調べてみた。 ■男色とは 「だんしょく」もしく