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ブックマーク / dc.watch.impress.co.jp (3)

  • パナソニックLUMIX DMC-LX3【第5回】ちょっと寄り道。パノラマで遊ぶ

    DMC-LX3を語るなら、とり上げておきたいのがパノラマです。16:9の横長画面、24mmの広角、とくれば、パノラマと続きたくなるのは、私だけではありますまい。といっても、パノラマを合成するとなると、これはDMC-LX3の来の機能ではありませんので、話としては横道にそれてしまう部分も出てきますが、それでもとり上げておきたくなるのが、DMC-LX3とパノラマの関係です。 16:9と言えば、16:8の2:1よりわずかに縦のあるサイズです。16:9だけでもかなりパノラマ的ではあるわけですが、それを合成することでさらにダイナミックなパノラマを作りたいと、これはDMC-LX1の当時から考えていたことです。パノラマには合成ソフトが必要になりますが、今回はPhotoShop Elements 6を使用しました。専用ソフトではないので操作はやや面倒ですが、機能的には優れています。 パノラマの作成は、新規

  • パナソニックLUMIX DMC-LX3【第2回】「マルチアスペクト」を考察する

    DMC-LX3にあるユニークな機能、それがマルチアスペクトです。16:9のアスペクト比(縦横比)が特徴的なDMC-LX3ですが、3:2や4:3にも切り替えることができます。どの場合でも35mm判フイルム換算で24~60mm相当の画角を得られるとあります。はっきりわかりませんが、おそらく対角線画角で84~40度程度ということになるのでしょう。その3種類のアスペクト比の画像を一気に撮影してしまうのが、「マルチアスペクト」です。1回のシャッターで3種類の画像が記録されます。 マルチアスペクトで撮影した写真を3枚並べてみると、中心部分は変わらず、16:9、3:2、4:3となるにつれて長辺方向が縮まり、短辺方向が伸び、それぞれのアスペクト比になっていくのがわかります。「どのアスペクト比で撮影したらよいんだ?」というときに使うのが良いのでしょう。 しかしどうせなら、1:1のスクエア画像も選択できると面

  • 【第3回】史上初!? 思い付きで生まれた「セミ魚眼付きコンパクトデジカメ」

    冒頭から告知で何なのだが、ぼくは今、金沢21世紀美術館デザインギャラリーで「金沢をブリコラージュする。糸崎公朗写真展」という個展を開催している(7月13日まで)。この「ブリコラージュ」という言葉の意味は、連載第1回目でも解説したとおり「既製品の断片を寄せ集め、新たな機能を持つ道具を生み出す素人工作」」というような意味のフランス語で、それがこの連載のタイトルの「切り貼り」という言葉にもかかっている。 ブリコラージュの名手というのは写真界にも少なからずおられるが、その中でぼくが影響を受けた一人が昆虫写真家の海野和男さんだ。海野さんの代表作は何といってもチョウの飛翔の瞬間を捉えたシリーズで、市販の魚眼レンズとクリップオンストロボを組み合わせて撮影されているのが特徴だ。 魚眼レンズはもともと風景撮影用として売られていたもので、それを「昆虫の接写」に使った人は海野さんが初めてだ。またクリップオンスト

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