中国がアフリカ連合に本部ビルを寄贈するも、盗聴・監視の告発…これは本当なの?2018.02.05 19:008,617 湯木進悟 ウソであると信じたい…。 中国政府がアフリカでの土木建設プロジェクトを積極的に支援しつつ、同地域での影響力拡大を狙っているのは周知の事実です。各所に橋を架け、インフラなどの整備を進めては、アフリカ諸国の歓心を買っているようですね。そして今回、中国は2億ドル(220億円)相当のアフリカ大陸の55か国が加盟するアフリカ連合(African Union)の本部を建設し、寄贈。これまでも、エチオピアの首都アディスアベバでアフリカ連合の中枢として用いられてきました。 ところが先月、「寄贈したビルは中国がアフリカ連合本部を自国の監視下に置くための陰謀だった」とフランスのLe Monde紙が告発。コトの発端は昨年1月、アフリカ連合の職員が、現地時間の深夜0時ごろから午前2時に