【ロサンゼルス=西島太郎】米連邦捜査局(FBI)が同時テロ首謀者のウサマ・ビンラーディンらと並ぶ最重要指名手配容疑者として行方を追っていた81歳の元大物ギャングが16年に及ぶ逃亡の末逮捕され、米メディアが連日、大々的な報道を続けている。 有力情報に200万ドル(約1億6000万円)の賞金がかけられていたジェームズ・バルジャー容疑者がロサンゼルス近郊サンタモニカの閑静な住宅地で逮捕されたのは22日。通報を受けた捜査員が3階建てアパートで発見した老人が本人と確認され、逃亡生活を支えた愛人の女(60)とともに逮捕された。 バルジャー容疑者は、米東部ボストンの犯罪組織「ウインター・ヒル・ギャング」の元ボス。アイルランド系米国人主体の、麻薬やギャンブルで膨大な利益を上げた組織で、バルジャー容疑者は銃で人の眉間を撃ち抜くなどの冷酷ぶりで社会を震え上がらせていた。2007年にアカデミー各賞を受賞した

