3月19日、フェイスブックのユーザー離れに追い打ちをかける要因がまた1つ増えた。写真は2016年11月撮影(2018年 ロイター/Dado Ruvic) [ニューヨーク 19日 ロイター BREAKINGVIEWS] - フェイスブックのユーザー離れに追い打ちをかける要因がまた1つ増えた。米大統領選でトランプ陣営が契約した英データ会社が、フェイスブック利用者5000万人以上の個人情報を収集したとの新聞報道だ。既にユーザーの利用時間は減っているが、これをきっかけに利用を一切止めてしまう人が増える恐れもある。 19日の米株式市場でフェイスブック株は急落し、時価総額350億ドル以上が吹き飛んだ。米ニューヨーク・タイムズ紙と英オブザーバー紙によると、英データ会社ケンブリッジ・アナリティカはフェイスブックのデータを無許可で入手し、2016年の米大統領選を含む選挙で有権者に影響を及ぼすソフトウエアを構