東京都内の外務省で、写真撮影に臨む上川陽子外相(右)と国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリニ事務局長(2024年3月28日撮影)。(c)Yuichi YAMAZAKI / AFP 【3月29日 AFP】日本政府は28日、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)への資金拠出を再開する方向で最終調整を行うと明らかにした。UNRWAはパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)へのほぼ全ての人道支援を調整している。 日本のUNRWAへの拠出額は世界で6番目だったが、同機関の職員12人がイスラム組織ハマス(Hamas)の奇襲に関与したとのイスラエルの主張を受け、拠出を停止していた。 上川陽子(Yoko Kamikawa)外相は28日、東京都内でUNRWAのフィリップ・ラザリニ(Philippe Lazzarini)事務局長と会談し、同機関がガバナンスや透明性を強