ローナ・ウイングは『自閉症スペクトル』において、自閉症者の社会性の障害(「社会的相互交渉の障害」)を「孤立群」「受動群」「「積極・奇異」群」「「形式ばった大仰な」群」の4つのグループに分類している(43-46ページ)。 一般的な自閉症 理解からすれば、「孤立群」「受動群」はイメージしやすいだろう。一方で、「「積極・奇異」群」や「「形式ばった大仰な」群」の場合、知的障害者とだけ認知され 自閉症者であることが 気づかれないことがある。だが関係を かさねていくことで、自閉者に共通する「こだわり」のありかたに気づかされ、「自閉症」が ゆるやかな「家族的類似」によって構成されているのが わかる。 はい。むずかしい おはなしでスタートしました。 今回は、つぎの記事を とりあげながら、主体性とは いったい なにか、ということについて かんがえてみたいと おもいます。 主体的が そんなに えらいか - h