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ブックマーク / eunheui.cocolog-nifty.com (19)

  • 壊れる前に…: 人身取引に警鐘

    「国連“日の人身取引 深刻”」 - NHK ニュース。今週来日して調査を行なってきた国連人権高等弁務官事務所の人身取引担当国連特別報告者ジョイ・ヌゴジ・エゼイロ(Joy Ngozi Ezeilo)さんが17日、記者会見を開き、「日では周辺のアジアの国々から多くの人たちが連れてこられ、性的な仕事を強要されたり、きわめて安い賃金で重労働を強いられたりするなど、深刻な人身取引が起きている」「技能実習といった政府の奨励する制度に基づいて来た人たちが強制的に安い賃金で働かされる事例が増えており、被害は水面下でいっそう深刻化している」と指摘したことを伝えています。政府に対し、「多言語で対応する保護施設をつくったり、人身取引を防ぐ法律の整備を急いだりして被害者の保護対策を強化するよう」求めたとも書かれています。 「水面下で」とありますが、確かに、ふだんあまり目に見えないところで問題が起きているのだと

    gnarly
    gnarly 2009/07/18
    "日本では周辺のアジアの国々から多くの人たちが連れてこられ,性的な仕事を強要されたり,きわめて安い賃金で重労働を強いられたりするなど,深刻な人身取引が起きている/被害は水面下でいっそう深刻化している"
  • 壊れる前に…: イタリアで大規模なサミット抗議行動

    Italy anti-G8 protest turns violent - イタリアでは、G8サミットの開催とアメリカ軍基地の拡張に反対して数千人規模のデモが土曜日に行なわれたようです。このブログでも何回か取り上げてきた Vicenza の基地周辺で行なわれたデモでは、石やビンを投げる一部のデモ参加者に対して機動隊が催涙ガスで応じるなど、かなり緊迫した事態になったもよう。警察側に負傷者が出たという報道もあります("Six cops hurt at Italian anti-US rally")。 日曜日には、ヴィチェンツァのデモの代表も参加して、サミット開催地のラクイラでも抗議行動が行なわれるようです。 このブログでを Tags: イタリア, 基地

  • 壊れる前に…: フィリピンの米軍地位協定撤廃運動

    ‘Junk VFA’ movement launched - フィリピンで米軍の訪問軍地位協定(VFA = Visiting Forces Agreement)の撤廃を求める声が高まりを見せている。掛け声は "Junk VFA" だ。17日に市民団体などが集まり、運動体が結成された。21日に大きな集会が計画されているようだ。 地位協定粉砕を目指す運動の直接の引き金は、フィリピン女性をレイプした米兵のアメリカ大使館からの身柄引き渡しが未だに実現していないこと。フィリピンとアメリカは安保条約を結んでおらず、1992年に米軍基地はいったんすべて返還された。その後、1999年に VFA が締結され、現在はそれを根拠として駐留が行なわれている。VFA に批判的な人々は、VFA はアメリカ兵に対する治外法権を事実上認めるものであるとし、違憲であると訴えている。 レイプ事件の容疑者の身柄に関しては、外相

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    gnarly 2009/06/19
  • 壊れる前に…: 史上最大のゲットーの食糧事情

    No gourmets in Gaza - 英ガーディアン紙のブログ記事。ガザ封鎖でどのような料品が禁輸になっているか、人々はどのような生活を送っているかについて。興味深いリンク多数。 肉の輸入は制限されており、値も高いので、買えない人が多い。秘密トンネルで山羊などを密輸している人もいる。茶、コーヒー、ソーセージ、パスタ用の小麦粉、乳製品、ほとんどの製パン材料は禁輸。調理用のガスも需要の半分を満たす程度しか輸入が許されていない。 「おいしいもの」はダメ、ということで、中東で人気のあるゴマ菓子のハルヴァは禁止。さくらんぼ、キウィ、アーモンド、ざくろ、チョコレートも禁止。ただ、野菜と果物は、例えばイスラエルでかぼちゃとにんじんがだぶついていれば輸入が許される、といった感じらしい。何を通すかは、イスラエルの役人が賄賂をもらって決めているようだ。 記事の最後に、前回ガザのことを書いた時には、ネ

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    gnarly 2009/06/17
    "英ガーディアン紙のブログ記事。ガザ封鎖でどのような食料品が禁輸になっているか、人々はどのような食生活を送っているかについて。/「おいしいもの」はダメ"
  • 壊れる前に…: 海賊党が来たぞ!

    Swedish pirates capture EU seat - 欧州議会の選挙では、スウェーデンで海賊党が7.4%の得票率で初の議席を獲得した。海賊党(Piratpartiet)は、大企業を潤すだけの著作権法や特許法を市民のために根的に改革することを公約とした新進政党(党名の「海賊」とは、「海賊版」の「海賊」だ)。著作権保護期間の短縮を訴えている。 スウェーデンのサーバーで運営されている世界最大のP2Pネットワーク The Pirate Bay の代表らが4月に有罪判決を受けたことが逆に追い風となったようだ。 政治はもちろん著作権のことばかりではないので、他の問題について海賊党がどのような態度をとるのかを見極めなくては、喜べないとは思うが、保護期間延長反対を唱えてきた私としては注目せざるを得ない政党の誕生である。 ロゴは党の報道資料から。使用自由とされている。なお、党の色は #660

    gnarly
    gnarly 2009/06/09
  • 壊れる前に…: 恋する市長

    テキサス州中西部の San Angelo という市で、先月中旬、市長が突然辞任した。89%の支持を得て4選を果たしたばかりの32歳の若い市長。就任式の直前だった。辞任の理由は、信じられないくらい恋に落ちてしまったから。 恋の相手は、メキシコからの不法移民だった。出会って2か月。不法滞在者をかくまいながら公職に就くことはできない。そう考えて彼は市長を辞め、メキシコに行って、新しい生活を始めることにした。 姿を消してしまった市長の相手はどんな人なのかは明らかにされていない。分かっているのは、その人が男性だということだけ。市長の身近な人たちも、彼がゲイだとは知らなかった。 市や前市長のウェブサイトを見ると、白人の保守的な街という印象を受けるが、前市長が不法移民と恋愛をしたことや彼の同性愛を責める声はほとんど聞かれないという。 英ガーディアン紙の "Gay mayor's illicit love

    gnarly
    gnarly 2009/06/05
    "恋の相手は、メキシコからの不法移民だった。出会って2か月。不法滞在者をかくまいながら公職に就くことはできない。そう考えて彼は市長を辞め、メキシコに行って、新しい生活を始めることにした。"
  • 壊れる前に…: ペルーで一揆始まる

    Amazon Indians declare `insurgency' against Peru - ペルー北部アマゾン川流域の先住民たちが、ペルー政府に叛旗を翻す「一揆」を開始したことを宣言した。先住民たちは一か月ほどにわたって道路の封鎖などの抵抗運動を続けてきたが、今後、その戦術を激化させるだろうと伝えられている。 先住民たちが異を唱えているのは、アマゾン流域のジャングルを開発可能な地域に指定するなどの最近の Alan Garcia 大統領の政策。自然を破壊し、油田開発などを行ない、その利権を多国籍企業に売り渡すものだとしている。2月に発効したアメリカとの自由貿易協定をてこに、先住民たちの同意を得ないまま開発が推し進められているらしい。 指導者として、Alberto Pizango さんという人の名前があがっている。彼が会長を務める Asociación Interétnica de

  • 壊れる前に…: 停戦後のガザ

    停戦後の19日のガザのようすを撮したアルジャジーラの CC-by 動画を十数枚の写真にまとめました。右矢印で進みます。 18日の動画もありますが、こちらは瓦礫の下から遺体を運び出している場面ばかりで、私には瞬間を切り取ることができませんでした。 停戦と言っても、「平和が戻った」などとは到底言えませんね。いや、戦争の後は、いつだってこんな感じなのかもしれません。自分がこの歳まで「戦争を知らない子ども」であり続けられたことを幸せに思い、その幸せを少しでも他の国の人たちに、今は特にガザの人たちに、分けてあげられたらと思います。私たちにできる支援を見つけなくては。 このブログでを Tags: パレスチナ, イスラエル

  • 壊れる前に…: レイ、最初の呼吸

    Film inspired by rape of Okinawa girl by U.S. troops - アメリカ軍が発行する新聞 Stars and Stripes が "The First Breath of Tengan Rei" (レイ、最初の呼吸)という映画を紹介している。 「レイ、最初の呼吸」は、アメリカ兵に暴行を受けた沖縄の少女が10年後にアメリカに渡り、犯人の子どもを誘拐するという話らしい。梶野純子と Ed M. Koziarski の監督作品。1995年に起きた痛ましい事件から着想を得ているとのことだ。記事は、反基地の人からは「批判が手緩い」という評価が出ていること、米軍基地内での上映には許可が下りなかったことなどを伝えている。 このブログでを Tags: 沖縄, アメリカ軍, 映画

  • 壊れる前に…: 豪で同性愛者の権利拡張

    Government removes same-sex discrimination - オーストラリアの国会が、同性のカップルの広汎な領域での権利拡大を可決した。扶養家族としての減税措置、社会保障、保健、年金などの分野で、夫婦と同等の扱いを受けることになる。ただし、結婚同性婚)は認められなかった。 国会ではさしたる異論も出なかったらしい。ゲイであることを公表している閣僚(Penny Wong 気候変動担当相)や議員(緑の党 Bob Brown 議員)らが歓迎のコメントを出している。 このブログでを Tags: オーストラリア, 同性婚

    gnarly
    gnarly 2008/11/27
    "扶養家族としての減税措置、社会保障、保健、年金などの分野で、夫婦と同等の扱いを受けることになる。ただし、結婚(同性婚)は認められなかった"
  • 壊れる前に…: ネパールで同性婚

    Nepal SC approves same-sex marriage - インドのヒンドゥスタン・タイムズ紙の記事。ネパールの最高裁が同性婚を認める法制化に着手することを政府に命じたことを伝えています。同性婚そのものというより、同性愛者に対するいかなる差別も許されないという判断が下され、その中に婚姻の権利も含まれているということのようです。 記事からは詳しいことは分からないのですが、ネパールでは昨年から、身分証明書に、男女と並んで第三の性という欄が作られるようになったと記事は伝えています。 2006年の民主化以前は性的マイノリティの市民権は十分に保護されていなかったようなので、目を見張るような速度で人権が確立されていると言えるでしょう。 世界がどんどん私たちを追い抜いて行きます。 このブログでを Tags: ネパール, 同性婚, LGBT

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    gnarly 2008/11/23
    ネパールの最高裁が同性婚を認める法制化に着手することを政府に命じた/同性愛者に対するいかなる差別も許されないという判断が下され、その中に婚姻の権利も含まれている
  • 壊れる前に…: パタ・パタよ、永遠に

    gnarly
    gnarly 2008/11/11
    ミリアム・マケバ死去
  • 壊れる前に…: 踊るマンデラ

    gnarly
    gnarly 2008/05/23
  • 壊れる前に…: 退く時、戦う時

    gnarly
    gnarly 2008/02/20
    カストロの引退表明の報にふれて
  • 壊れる前に…: ピンクとグレー

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    gnarly 2008/01/23
    Turkey: transsexuals take to the stage to defend their rights http://afp.google.com/article/ALeqM5hMr4QORTMFY3BxWGpurEfCYn76Aw のアブストラクト
  • 壊れる前に…: 慟哭

    通勤時には、音楽やポッドキャストを聞いている。Democracy Now! で、23日はちょうど80年前にボストンで Nicola Sacco と Bartolomeo Vanzetti が処刑された日だということを知った(ニューヨークタイムズ紙の当時の記事が読める)。 家に帰ったら、この日の朝、私たちの国で3件の死刑が執行されたことを知り、茫然とした。 世界中が冤罪について思い出す日の死刑執行。昨年暮れのクリスマス処刑に続き、選ぶ日に何か象徴的な意味がこめられているのかもしれない。どんな意味なのか、私には分からない。 死刑制度の廃止は、とても難しい問題だ。議論して人の意見を変えさせようと思う力は私にはない。人の命という側面に限っても、自殺もダメと言う人もいるし、戦争だってOKと言う人もいる。それらの要素を整理しないで、実のある議論などできるわけがないと思う。今は、自分の中で、80年前の話

  • 壊れる前に…: クリストファー通り記念日

  • 壊れる前に…: パリの赤いテント

    Middle-Class French Join Sleep-In Over Homelessness というニューヨーク・タイムズ紙の記事で知ったのですが、ホームレスの窮状を訴えるため、パリのおしゃれな住宅街で泊まり込みのデモが続いています。12月中旬から、パリ10区サン・マルタンの運河沿いの舗道に SDF(= sans domicile fixe、住所不定)と書かれた赤いテントを並べ、200人あまりの人がホームレス生活を体験しつつ、行政に対して「家に住む権利」を保障する施策を求めています(日の語彙で言うと、「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」でしょうか)。主催しているのは Les Enfants de Don Quichotte(ドンキホーテの子どもたち)という団体です。JanJan に関連記事がありました。 街にはきっと、冷笑したり腹を立てたりしている人もいるだろうし、逆にこ

  • 壊れる前に…: ギャローデット大学の闘い

    gnarly
    gnarly 2006/09/11
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