本部構内の時計台前で2月23日、京都大学時間雇用職員組合「Union Extasy」(ユニオンエクスタシー)が時間雇用職員の5年雇い止め条項撤廃を求めて「首切り職員村」を開設しストライキに突入、大学当局に対し雇用の維持と賃金引き上げを訴えている。このストは3月10日現在も継続しており、エクスタシー側は大学当局に団体交渉を申し入れている。(魚・ぞ) ユニオンエクスタシーは07年3月、時間雇用契約で図書室で働く職員らによって結成された労働組合。時間雇用職員の待遇改善を求めて活動してきた。主な要求の一つが5年雇い止め条項の撤回。組合員らは「5年条項に合理的な根拠はなく、待遇の悪い時間雇用職員が不満を募らせる前に首にするという、まさに首切りのための首切りだ」と批判を強める。 「5年条項」とは、京大非常勤教職員の契約期間を定めた就業規程の条項。京大には時間雇用職員や有期雇用職員など、いわゆる非常勤と