ニューヨーク州ビンガムトン大学の小児発達研究所では、ヴィデオカメラを繋いだコンピュータで人の目線の動きや表情を記録するシステムを開発し、定型発達の子どもや大人と比較しながら、自閉症の子どもたちのコミュニケーション行動を調べています。 人の目線を追う装置は以前からありましたが、頭部に器具を取り付けて行なうもので、皮膚の刺激に対して過敏に反応することが多い自閉症児の目線を調べる[作業]には困難が多かったはずです。 今回の装置は、小さな机に埋め込まれたヴィデオカメラで、短い動画を観る子どもの顔と眼の位置関係を記録し、そのデータをもとに、さまざまな行動をさらにカメラで記録し、高速のコンピュータを何台も使って、目線の動きを追います。 この方法を使って、自閉症児と大人とのやりとりや、不安などの感情の動きも調べます。 ABAの分野で知られるレイモンド・ロマンチク教授 (Ph.D) が所長をしているこの研
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く