今、パレスチナで一緒に活動していたフランスの友人の家にいる。フランスの中部で人口は1000人ぐらいの自然に恵まれた村だ。近所はジプシーのキャンピングカーのコミュニティーが無数に点在している。 わたしの友人はラスタファイのモスリムマンで反資本主義を掲げ現状のシステムに加担する仕事はしたくないらしい。だから、ほとんど働かない。だから、金が全くない。 彼の部屋のとなりにいるのは、弟。彼はまったく家から出ない。日本語でいう引きこもり。病院から安定剤をもらって飲んでいる。一日中、廊下をうろうろしている。草(マリファナ)がこよなく好きで、なかば草がないとやっていけない。だから自分で栽培している。 まったくお金がない一家を支えるのが、定年した母親の年金。彼女は、朝から晩まで酒を飲んでいる。ちなみに、ラスタファイの方は25歳以上のため国からたまに支援を受けれている。25歳以下の弟はもらえない。 しかし、わ