昔、某経済新聞に勤めてたんだけど。 当時、産業部ってところに配属されてて、なんとなく妙に嫌われてるデスク(肩書は次長)がいた。 東大出を鼻にかけてて、なにかと上から目線で。でも上にはヘイコラしてて。 デスクってのは紙面の責任者で、日替わりでいろんなデスクがその日の紙面を仕上げるんだけど、この人が担当の日はみんな“ハズレ”って空気が流れてた。 当時も、あの会社は東大出ってわりと少なくて、しかも産業部にはさらに少なかった。圧倒的に多かったのは早稲田で、次が慶応かな? 本当に優秀な人は経済部とか政治部に多かったし。 で、そのデスク、やがて支局長にとばされたあと、早々に子会社に出されてた。部長から局次長とかラインにのることもなく、論説委員とか編集委員とかの専門職になるでもなく。 たしか子会社で自動車部長とかやってたはず。新聞社は取材のために社用車やハイヤーを結構使うので、その管理する部署。別に東大