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ブックマーク / movie.maeda-y.com (5)

  • 超映画批評「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)

    「シン・ゴジラ」90点(100点満点中) 監督:樋口真嗣 出演:長谷川博己 竹野内豊 ハリウッド版をすら凌駕する、これぞ2016年の日にふさわしい新ゴジラ 私は「シン・ゴジラ」が完成した直後、その事をある制作スタッフから聞いた。やがて試写予定についても別会社のスタッフから知らされていた。だが結局、公開までに通常の大々的なマスコミ向け試写会は行われなかった。 あの庵野秀明総監督の事だから、完成といいつつポスプロの沼に嵌ったか、あるいは初号試写を見た宣伝チームが急きょ事前に我々に見せることをやめる判断をしたのか。いずれにしても映画ライターの間ではこういう場合、ろくな結果にならないとの経験則がある。 しかも、たまたま見に行った都心の映画館の入りがきわめて悪かった(上映10分前の段階でなんと私一人)事もあり、不安は増大する一方だったが、なかなかどうして、「シン・ゴジラ」は期待をはるかに上回る大傑

    超映画批評「シン・ゴジラ」90点(100点満点中)
    gnt
    gnt 2016/07/31
    そしてあれだけの登場人物のなかでだれ一人「バカな行動」をする者がいない、というのがすばらしかった(香貫花クランシーこと石原さとみもギリギリOKラインでえらい / ちなテロップ乱発ギャグは大林宣彦への返歌かな
  • 超超映画批評『隠し砦批評『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』10点(100点満点中)

    『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』10点(100点満点中) 2008年5月10日(土)より、ロードショー 2008年/日/カラー/118分/配給:東宝 黒澤明の名作を、長澤まさみ&ジャニーズ潤主演でリメイク 『隠し砦の三悪人』は黒澤明監督がのこした数々の傑作の中でも、特に「ファンに愛されている」作品ではないか。そんな、一定の年齢以上の日人にとって大切な宝物のような映画作品のリメイクに、樋口真嗣(ひぐちしんじ)監督は『THE LAST PRINCESS』(ざ・らすとぷりんせす)というイカすタイトルをつけた。そのカッコよさはまるでポケモン映画のよう。思わず涙が出る。 山の民である武蔵(松潤)と新八(宮川大輔)は、山名国により攻め落とされた秋月国の城内で、隠し金を探すための強制労働をさせられていた。やがて作業中の爆発事故にまぎれて逃げ出した二人は、偶然にも川辺で隠し

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    gnt 2008/05/15
    ↓あの深夜やってるトーク番組は、ゲストの熱さにたいし司会2人の「ふうん。すごいね。ソレで?」感が見ててたまらないものがある。典型的なオタvs一般人会話(「画面を一切見せないことでパブ番組に陥らない」のは+
  • 超映画批評『プルミエール 私たちの出産』85点(100点満点中)

    『プルミエール 私たちの出産』85点(100点満点中) LE PREMIER CRI 2008年4月19日、シャンテシネ他にてGWロードショー 2007年/フランス/98分/配給:クロックワークス、コムストック・グループ 出産とはかくも感動的なのか 『プルミエール 私たちの出産』は出産ドキュメンタリーだが、撮影しているのはフランスのイケメン監督である。 映画は、出産に詳しい人ほど度肝を抜かれるショッキングなシーンからはじまる。メキシコのある30代女性が挑んだ、世にもびっくりな出産方法。これを皮切りに、カメラは5大陸10カ国の女性たちのさまざまな「生み方」を追う。 10人を順に見せるわけではなく、あちこちに飛びまくるので誰が誰だかわからなくなりそうだが、各人の出産はなんとも個性的でバラエティに富んでおり驚かされる。 ジル・ド・メストル監督は、かつてテレビ仕事で同テーマを扱った際あまりに感動

    gnt
    gnt 2008/05/09
    もはやネタでやってるとしか思えない(だとしても極めて悪質であることは同じだが
  • 超映画批評『日本以外全部沈没』10点(100点満点中)

    『日以外全部沈没』10点(100点満点中) タイトルと宣伝で客がくればよし、というだけの作品 小松左京の大ベストセラー『日沈没』には、筒井康隆による有名なパロディ短編『日以外全部沈没』がある。これは、その実写映画化。 2011年、天変地異により日以外の国が続々と沈んでいった。唯一残った日列島には、各国から難民が押し寄せ、日中の治安は悪化した。かつての大国アメリカや、反日国家のVIPも、いまや日国首相にペコペコし、ハリウッドスターも端役で生き延びるしかない時代となった。日人は特権階級となり、その権力にあぐらをかいて傲慢になっていったが、刻々と破滅のときは近づいていた。 映画『日以外全部沈没』を、『日沈没』に対抗しうるパロディ映画と勘違いしてはいけない。これは、河崎実という監督の映画がどういうものか、最初からわかっている一部のマニアックな人々だけが見ればそれで十分という、特

    gnt
    gnt 2006/08/28
    なんだかなぁ。ポジショントークがお上手になりましたね。↓y2k000さんがいいこと書いてるので参照のこと
  • 超映画批評『ダ・ヴィンチ・コード』20点(100点満点中)

    『ダ・ヴィンチ・コード』20点(100点満点中) 開始後30分で、ほとんどの人はついていけなくなる 原作『ダ・ヴィンチ・コード』は、全世界で3800万部も売れたベストセラーだ。この映画化にあたっては、カンヌ映画祭のオープニングまで、世界中どこでもマスコミ向けの試写会すら行わず、徹底した秘密主義で煽りまくり、話題性を盛り上げた。 ストーリーは意外に単純で、ある夜、ルーブル美術館の一室で殺された館長が残したダイイングメッセージを、主人公のハーヴァード大学教授(トム・ハンクス)と、フランス当局の暗号専門家(オドレイ・トトゥ)が、協力して解読するというもの。 やがてこのダイイングメッセージ(死の間際に被害者が残すヒント)は、どうやらキリスト教世界で最も重要な聖遺物(キリストの遺品や関連アイテム)である、"聖杯"のありかを示しているとわかる。しかし彼らは、館長殺害犯の容疑をかけるフランス警察と、聖

    gnt
    gnt 2006/05/19
    観たくなってきたよw
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