維新の党(江田憲司代表)は4月5日、同党に所属していた上西小百合衆院議員を4月4日付けで「除名した」と正式発表した。上西議員の行動について調査・審査し、4月4日に党規委員会を開いて上西議員本人に弁明の機会を与えたうえでの決定としている。また、議員辞職を求めたが受け入れられず、「除名」決定に至ったとしている。 維新の党が報道機関向けに発表したリリース文では、上西議員の一連の行動について、「国民の皆さんに大きな疑念を抱かせるに至ったことを、重大かつ深刻に受け止め、断じて許すわけにはいかない」と指摘。「既成政党の相場観」にはとらわれず「党としての明白なけじめをつけなければならない」としている。 維新の党が公開した、上西議員への処分に関するリリース全文は次の通り。 ●上西小百合衆議院議員の党紀処分について 維新の党 代表 江田 憲司 幹事長 松野 頼久 維新の党は、上西小百合衆議院議員の行動につい