ゴールドマン・サックスは、日本での新型コロナウイルスのワクチン接種回数が8月には1日当たり120万回に達するとの見方を示した。菅義偉首相は1日100万回の接種ペースを目標に掲げている。 エコノミストの太田知宏氏は9日付リポートで、ワクチン接種は集団接種が始まった5月中旬以降、急速に増加しており、7月に1日当たり100万回を超え、同月末には少なくとも1度接種を受けた人数が人口の34%に達すると予想。「8月末までには人口の5割が最低1度の接種を終え、6月上旬現在の米国での接種率に到達する見込み」としている。 菅首相は9日、新型コロナワクチン接種に全力を挙げ、10月から11月にかけて希望する全国民に終えたいと表明した。政権発足後初めて行われた党首討論で述べた。 ワクチン接種、10-11月には希望者全員に-菅首相が党首討論で表明