テルアビブ北方の沿岸都市ネタニヤにあるイケアの店舗と訪れた男性(2009年8月24日撮影)。(c)AFP/JACK GUEZ 【2月21日 AFP】スウェーデンの家具販売最大手イケア(IKEA)が、イスラエルの店舗でユダヤ教超正統派の顧客向けに女性モデルが一切登場しないカタログを配布したことで謝罪する事態となった。 このカタログは、イスラエル人口の10%を占め、ユダヤ教の戒律を厳格に解釈して生活している超正統派の人たちを対象に、通常版のカタログとは別にイケアが初めて作成したもので、超正統派の男性モデルしか登場しない。 イスラエルのニュースサイト「Yネット(Ynet)」によると、問題のカタログには超正統派の家庭で需要がある2段ベッドや、ユダヤ教の戒律に関する膨大な書籍が保管できる本棚など比較的大きな商品が紹介されている。 カタログの表紙に写っているのは、ユダヤ教の教典がぎっしりと並んだ本棚と