「JASRAC、溜まった分配保留金で新事業…浅石理事長"トップランナーの責任果たす"」という記事を読みました。 利用者から徴収した使用料のうち、分配保留となって10年以上が経過した「分配保留金」をすべての委託者(作詞家、作曲家など)に共通する目的にかなう事業のために支出することを可能にする著作権信託契約約款の変更を可決した。累積した約16億円と今後毎年発生が見込まれる分を原資として、2020年度から事業がスタートする。 ということです。なぜ分配ができないかというと、作品届が出ていない等の(権利者側の)事務作業の遅れによるようです。正直、このあたりに無頓着な権利者が一定数存在することがしょうがないと言えます。海外権利者の分が約8割を占めているそうですが、海外の著作権管理団体はJASRACと比較しても緩いところが多いという印象でこれまたしょうがないのでしょう。 単純に均等に分配する手もあります