猪木 南北開戦危ぐ「戦うしかない…」 Tweet 険しい表情で朝鮮半島情勢を語る猪木=東京・高円寺のUWFスネークピット・ジャパン 朝鮮半島に極度の緊張感が走る中、北朝鮮との交流を精力的に続けているアントニオ猪木・IGF会長(67)が24日、都内で取材に応じ、現状について「(北朝鮮と韓国は)戦うしかないんじゃないか」と“開戦”を危ぐした。1995年に平壌で「平和の祭典」を開催して以来、北朝鮮で英雄的な存在となった猪木だが、今回ばかりは自らが現地に赴いて調停に乗り出す可能性については慎重な姿勢。一方で、米国が水面下で韓国‐北朝鮮の間で“手打ち”に動いている見方を示した。 ◇ ◇ 北朝鮮の朝鮮人民軍による、韓国・延坪島(ヨンピョンド)への砲撃から一夜明け、ついに民間人の犠牲者が発見された。1953年に結ばれた朝鮮戦争休戦協定が破られ、再び半島が戦火に覆われかねない緊迫した情勢の中、猪木は険