タグ

2008年7月22日のブックマーク (1件)

  • 『詩集「三人」』金子光晴、森三千代、森乾(講談社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 名もなき家族が残したもの 2007年、東京の古書店で金子光晴の未発表の詩集が見つかった。 光晴と、である作家・森三千代(愛称・チャコ)、そして息子、森乾(けん。愛称・ボコ。のちに仏文学者)の三人の詩が、B6判200ページ余(厚さにしておよそ2cm)のノートに38篇手書きされたもので、手にしたのは『評伝 金子光晴』などの著書もある金子光晴研究家の原満三寿(まさじ)さん。外箱もあって、写真で見るとその背には「詩集 三人 金子光晴」の文字、表には、中国の切り絵のように見える赤く小さなイラストが三つ描かれている。光晴の研究者にして初見だったとのこと、そしてよりによって研究者の手に、空から羽毛が舞い落ちるようにそっとそのままの姿で降りてきたようだ。 ※ 乾さんの・登子(たかこ)さんが筆跡をあたって、外箱、そして黒インキで書かれた文の全てが光晴のものと確認された。32篇が光

    『詩集「三人」』金子光晴、森三千代、森乾(講談社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG