ジュニア時代からしのぎを削り、現在はシニアで他の選手と別次元の戦いを繰り広げているフィギュアスケートの浅田真央選手(中京大中京高)とキム・ヨナ選手(韓国)。2人のライバル関係が、フィギュアスケート界をより面白く、そして盛り上げているのは間違いないだろう。しかし、浅田選手に対する韓国メディアの報じ方は、「国民の妹のライバル」以上の行き過ぎがしばしば指摘されている。 こうした中で、キム選手の地元・韓国で今季最初の大きな国際大会、グランプリ(GP)ファイナルが開かれた。結果は浅田選手がフリーで逆転し、キム選手の3連覇を阻止。2005年以来2度目の金メダルを獲得した。日本では浅田選手の優勝後インタビュー場面が瞬間視聴率40.1%を記録したが、韓国でもキム選手の得点が出たシーンで瞬間視聴率42.4%。両国にとっていかに関心が高いスポーツであるかが分かる。 そのため、GPファイナルの結果は日韓のメディ