深海の海底地図をつくる技術を競う世界初の大会の決勝ラウンドに日本チームが進出し、開発された深海探査ロボットが公開されました。 世界から32チームが参加し、これまで専門家による性能評価の書類審査などが行われた結果、8つのチームが決勝ラウンドに進みました。 日本からはJAMSTEC=海洋研究開発機構や東京大学などがつくるチーム「KUROSHIO」が選ばれ、深海探査ロボットが18日公開されました。 ロボットは長さ5mほどの円筒形で、後部にスクリューがついています。 時速8キロ余りで海中を自律的に動き回ることができ、音響ソナーで地形を測定し、地図を作り上げます。 洋上では小型の無人船が航行し、海底のロボットの位置を自動で把握したり遠隔操作でロボットを回収したりするということです。 海底の地図づくりは深海の資源開発につながる重要な技術だということで、決勝ラウンドは再来月から始まり、8チームが順番に、