電力会社は毎日の電力需要を事前に予測(需要予測)しながら発電を行ってます。電力需要は四季やその日の気温および社会的出来事によって大きく異なってきます。大事なことは発電量は絶対に需要量を下回ってはいけないということです。 図1は東京電力の需要曲線です。四季によって需要が大きく変っているのが分かります。夏が一番大きくなるのはご存知の通りです。休日は四季を通してあまり変わりが無いので一つのグラフで表されてます。 需要曲線を見ると、午前9時にはすっかり立ち上がり、18時を過ぎると24時に向けてどんどん少なくなって行ってます。これはオフィス内で仕事が始まり、18時過ぎると残業する人だけ残るオフィスワークとぴったり一致します。ここで言うオフィスとは通常のオフィスビル、小売店舗、ショッピングモール、病院、学校などを意味してます。(工場なども一部含まれていますが、大型工場では自家発電をしているところが多い