腎臓の役割 腎臓はおしっこをつくる臓器です。つまり、腎臓は、血液をろ過して、有害物質や過剰な物質を体外に排出する役割を担っています。また、体内の水分(体液)調節を行い、血圧調整ホルモンであるレニンや赤血球の産生を促すホルモンを分泌します。さらに、血液は弱アルカリ性ですが、腎臓はこの血液のpH(ペーハー)を一定に保つ働きがあります。 腎臓が1日にろ過する水の量(血液量)は、個人差がありますが大体170リットルから180リットルと考えられています。つまり、腎臓は、血液(体液が)がとどこおりなく体内を循環し続けるために必要不可欠な臓器であるわけです。 腎臓の機能低下を招く要因 体内の水分が不足すると、(血液の粘性が増えますので)血液の流れが悪くなります。その結果、腎臓に負担がかかります。しかし、水分のとりすぎはさらに危険です。西洋医学では余分の水分をとっても腎臓が処理するから問題ないと考えられ