こんにちは。Kayaです。 最近、北原みのり氏が書いた『アンアンのセックスできれいになれた?』を読みました。 1970年に日本初の女性ファッション誌(と言ってもいいよね)として生まれたan・anの40年間を、セックス特集で振り返るという内容。面白かったよ。an・anのセックス特集には時代の空気が反映されている。 中でも特に興味深かったのは、97年あたりからそれまで「私のためのセックス」「開放的で自由なセックス」を高らかに主張していたan・anが、「愛あるセックス」ばかりを礼賛するようになったこと。 ちょっと引用してみます。 「(最高のセックスは)愛情と信頼と、すべてをゆべてをゆだねられる一番好きな恋人」「最高のセックスは、愛される幸福感をもたらす」「最高の快感を得られるのは、一番好きな人とのセックス」(97.6.20) 北原氏によればan・anが「愛あるセックス」を唱え始めた背景には、当時