大阪の都心から関西国際空港へのアクセスを向上させる鉄道新線「なにわ筋線」構想などを考える 自治体関係者らの実務者レベルの検討会が15日、大阪市内で開かれ、 南海難波駅を通過するルートも検討対象に加えることを決定した。 国土交通省は8月にも需要予測や採算性などの調査に着手するが、 関空アクセスを強化する新線構想に大阪の都市拠点を結ぶ役割を考慮して最適ルートを打ち出す。 なにわ筋線は、JR新大阪駅から南下して大阪駅北側の新駅を経由、 JR難波と南海汐見橋の両駅を結ぶ路線(10.2キロ)で、 JR阪和線と南海本線を通って大阪の都心と関空を30分台でつなぐ効果が期待されている。 平成16年の近畿地方交通審議会の答申で「中長期的に望まれる新路線」と位置づけられていた。 検討会では「関西の発展に不可欠な関空の活性化のためにも、アクセス改善にしっかり取り組む」という意見で一致し、 なにわ筋線の鉄道ネット